作業療法士をめざすきっかけの話 その1

こんにちは。
外資系の療育機関で子どものサポートをしている、作業療法士のゆこです。

オンライン英会話の話題で、なぜ子どもをサポートしたいのか、という話になりました。
英語だとうまく話せなかったのですが…(この投稿をもとに英語化しようという魂胆)

作業療法士という仕事は、高校3年生の半ば、塾の先生に教えてもらうまで知りませんでした。

当時目指していたのは、医学部。
医者、特に「児童精神科医」になりたかった。

きっかけは、父親の痛風(笑)
小学生の時からおぼろげに「お医者さんになってお父さんを治してあげよう!」と思っていました。

どうやったら医者になれるのか、何をする医者になりたいのか、まったく知識もありませんでした。

決定的になったのは、中学1年生の時。
少年Aの事件が起こりました。

犯人の少年Aは、年齢も近く、事件の起きた地域も近かった。
衝撃を受けました。そして、そこから起こる少年犯罪の数々。
「なぜ、自分と同じ中学生が人を殺そうなんて考えるんだろう?」と疑問でなりませんでした。

そして事件の後、新聞で見た記事。
少年犯罪に「アスペルガー症候群」が関連しているという、ある児童精神科医の記事でした。
(その新聞記事は今もとってあって、最近見返したときに知っている先生だったので驚きでした)

そこで、発達障害というものの存在をはじめて知ったわけです。

そこから、「発達障がい」「心理学」「犯罪心理学」「児童虐待」に関する本をたくさん読みました。

「アルジャーノンに花束を」「24人のビリーミリガン」「五番目のサリー」などダニエル・キイスの作品
「シーラという子」などトリイ・ヘイデンの作品
「ソフィーの世界」ヨースタイン・ゴルデル
など。

精神世界、哲学的なこと、人間の心に関する本を読み漁りました。
今思えば、変な学生だったなと思います(笑)

心理学とか、哲学を学ぶという方法もありましたが、なぜか理系に固執していた私。
「児童精神科医になりたい!」と思うに至ったわけです。

とりあえずここまで。
自分のルーツを探るみたいで、とても良い機会です!

以上、読んでくださりありがとうございました!

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