日本語を「教える」ということ

こんにちは。
外資系の療育機関で子どものサポートをしている、作業療法士のゆこです。

今日、出勤したら真っ先に「あなたの、しゅみは、なんですか?」と聞かれました(笑)

同僚はアメリカ人ですが、数年日本にいるので、日本語は結構理解しています。
話すとなるとまだ難しい(私と同じ・・・)みたいですが、積極的に勉強をしているよう。

どうやら宿題で、聞いてくるように言われたようです。

そしてその答えに対して、質問が飛んできました。

「歌うのが好きです」と「歌うことが好きです」のちがいは何?

難問。
意味は同じ。若干前者がカジュアル?
彼女の質問は助詞の部分。歌う「のが」好きです、と、歌うこと「が」好きです、の「の」が必要かどうか。

日本語ネイティブの私にとっては、そんなことは意識を全くしたことはなく、
そういわれると「歌うが好きです」は変だということはわかるけれど「なぜ」はわからない。

そこには文法的な説明もあるんだと思いますが、全然わからない。

極めつけに、どっちを使うのと聞かれて「どっちも」と答えたら、

“Hah??”

と、何それ、見たいな顔をされました・・・。

日本語と英語は言葉の系統が全く異なるから、文法も全然違うし、何なら文法を崩すのが日本語の文法というか。
だから日本語は難しいと言われるゆえんなんでしょうね。

個人的にはI like to singとI like singingの、to不定詞と動名詞のちがいかなあと思うんですが。
日本語の「助詞」ってすごいなあと思った次第です。

日本語ネイティブじゃない人からみた日本語のあいまいさに気づいたできごとでした。

以上、読んでくださりありがとうございました!

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