外資系療育機関に採用された流れ【その2】

こんにちは。
外資系の療育機関で子どものサポートをしている、作業療法士のゆこです。

カナダのこと、色々書きたいのですが、まずはこのテーマをば。

今の職場に採用されるまでの流れを振り返っているのですが、
今回は、外資ならではなのかな?と思ったことをまとめます。

その1はこちらからどうぞ。

応募書類

・ハローワークからの紹介だったので、ハローワークの紹介状
・日本語の履歴書
・英語の履歴書

日本語は問題ないですが、英語のレジメって、日本式じゃないので準備が大変でした。
テンプレートを探して、アメリカ人の友人にチェックしてもらいながら書きました。
職歴をコンパクトにまとめるのが難しかった。
地味に学校名を英語で書くのも面倒でした…
日本の履歴書と比べると、職務経歴書も少し兼ねるような内容を準備する必要がありました、

Skype面接

1回目の面接はSkypeでした!
これはコロナの影響だったからだと思いますが、Skype使うの慣れてなくてドキドキでした。
この時はZoomも使い始めたぐらいだったから、オンラインで人と話すのは新鮮でした。

チームメンバー1人1人との面談

面談というか、何というか。これが外資っぽいなーと思ったところです。
小さなチーム、ということもあったと思いますが、一人一人と30分ずつぐらい個別に話しました。
たしか何でOTになったのとか、何でこの職場に興味があるのとか、どんなことをしてきたの、とか。
そんなことを話した気がします。

アメリカにいるOTとオンライン面接

チームとして作業療法士を採用するのが初めてだったからだと思いますが、
サマーキャンプで短期で来たことのあるアメリカのOTさんとオンラインで面談。
何を話したかはすっかり忘れてしまいましたが、ドキドキハラハラしたことは覚えています。
やっぱり、質問に対してうまく英語で答えることはできていなかったみたいで、
後日日本語で回答していいから、と質問のリストをもらって答えました。

質問の内容は、
・作業療法を自身の言葉でどのように定義するか
・作業療法の基礎となるものは何だと思うか
・作業療法の職業に惹かれた理由
・クライアント成功事例
・感覚処理の問題にどのように介入するか
・運動能力、視機能の問題にどのように介入するか
・行動の問題にどのように介入するか
・特別支援を必要とする子どもの家族とのかかわりの経験について

などで、すごく言語かしづらかったことを覚えています。

直接ボスと話したときも「5年のビジョンは?」みたいに問われて、難しかったです。
就職しようとしている職場のためだけでなく、その経験を生かして自分がどうなりたいのか?
という視点は、すごく海外っぽいなと思います。

推薦人をたてること

いつのタイミングだったかは忘れましたが、以前の職場の人などで私についてよく知っている人を
2人挙げてほしいと言われました。
推薦人?というか、参考人?でしょうか。
実際に彼らに連絡が行ったのかは不明ですが、以前の職場の後輩OTと、当時の上司にお願いした覚えがあります。

これも日本の企業(特に医療系)だとあまりないことかなと思います。

そして当然会話は9割英語で行われるわけで…
こんなこと聞かれるかな?と事前に一応シミュレーションして、回答を英訳したりしましたが、
結局その場で乗り切ったかなという感じ。

言語力はもちろん心配でもありましたが、直接子どもと関わるセッションでは問題ないかなと思っていました。
だって、作業療法のツールって、ことばではないから。

そんなわけで、これまでの日本の会社(病院、小学校、クリニック)への就活とは全然ちがったなーという
お話しでした。

以上、読んでくださりありがとうございました!

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