【英語学習】中学英語レベルから外資系就職への道のり その2

こんにちは。
外資系の療育機関で子どものサポートをしている、作業療法士のゆこです。

英語学習についての続き。その1はこちらをどうぞ。

その1では、現在の外資系療育機関に採用されるまでの英語学習の変遷をまとめてみました。
採用されるまでの間で大事だったなと思うことは2つ。

・英語が身の周りにあり、聞くことに慣れていたこと
・モチベーションが上がるきっかけがあったこと

でもモチベーションだけ、聞く力があるだけ、では仕事にならない。
「英語が話せない!」となり本格的にやっとこさ本腰を入れて英語学習をし始めたわけです。

そもそも、英語がそこまで話せるわけでもない私が採用されたのか

これに関しては「職種」の力だと思います。
作業療法という仕事が、言語に頼るものではないから。
もちろん言語がいらないわけではないけれど、それ以上に、行動や遊び方や表情から評価できたり、
こちらも動作を示して関わることができる職種だからだと思っています。

英語を話すキーとなるのは、保護者と話すことと、チームと話すこと。

日本語だったら、その子のこどは説明できるのに、英語がだとできない!伝わらない!
というフラストレーションがどんどんたまっていきました。

その頃の英語力の位置

働き始めて、正直何か新しく始める余裕はなく、英語学習としては、
・週1の対面英会話クラス(グループ)
・気が向いたらラジオ英会話
をただひたすら継続。その日言えなかったことを振り返ろう、と思っても、
学習すべきことの優先順位がつけられず、結局何もできない日々。
(仕事に関する知識ももっとつけなければ、という焦りもありました)

採用から約半年後、やっとTOEICを受けることができました。
結果は、リスニング415、リーディング355のトータルスコアは770。

その少し前に英検2級を受けていましたが、
リーディング572、リスニング607、ライティング555、スピーキング506のトータル2240で合格。

リスニングが良いのが顕著で、スピーキングが最低という状態。
正直スコアはそこそこ高い、英検も合格した。でも「しゃべれない」。

自分でどのように学習していったらいいかわからない。
そもそもなまけ癖があるので、自己学習は後回しになりがち。

さてどうしよう?ということで、時間的にも、金銭的にも、自分にプレッシャーをかけることを
選択しました。

コーチングプログラムの受講

今はやりの英語コーチングプログラム。今から約1年ぐらい前にスタートして、半年ほど受講しました。
1日に2~3時間を学習にあてることを自分に課しました。お金もかかってます(笑)

これは私にとっては、英語学習の仕方を学び、学習習慣をつける良い機会になったと思います。

日々、シャドーイングや、英作文、単語の暗記、多読など、担当のカウンセラーさんが立ててくれた
プログラムにただひたすら従いました。

結果。
VERSANTという英語のテストをプログラムの前後に受けるのですが、38→48点へUP。

VERSANTは純粋な英語の言語能力を測るテストで、日本人のVERSANT平均スコアは38点だそう。
「ビジネスで最低限通用するスコア」が47点。
そして、海外留学に1カ月行って、やっと1点上がると言われているそうです。

ある意味職場は海外留学みたいなものなので、当然なのかもしれません。
この10点UPは、私にとっては自信になりました。

現在、英語学習はゆるく継続中

コーチングプログラム受講後は、シャドーイングだけコースを続けていたのですが、それも半年で終了。
対面の英会話クラスをオンライン英会話に切り替えました。

なので今は、
・30分×週3回のオンライン英会話
・真面目にラジオ英会話を聞いて、音読する

を続けています。

今後、もう少し語彙を増やしていく必要もあるし、
日々言えなかったことを英語にしていく「ひとりごと」もやったほうがいい。
英作文の瞬発性ももっと上げていきたい。

結局何がよかったのか?

その1では、
・英語を聞くことに慣れること
・モチベーションが上がるきっかけ

を挙げました。
そしてさらに、学習を進めていくうえで私が思ったのは、

・基本的な文法がわかっていること
・「話せなくてもいい」という開き直り

文法が分かれば、英語はあとは単語とか言い回しだと思っています。英語は「語順が大事」。
語順、つまり文法がわかれば、何を言わんとしているのかがわかるし、言いたいことも構成できる。
日本語みたいに、ひっくり返しても意味が通じる言葉ではないからです。
だからこそ、中学校で習うレベルの文法(SVとか、SVOとかのやつです)を最初にしっかり
理解しておくことはすごく大切だと思います。

そして開き直り(笑)最後がそれかい!という感じですが…
コーチングのカウンセラーさんに言われて印象深かったのが、
「英語を話してあげていると思ったらいい」ということ。
決して見下していいとか、えららそうにしろとか、そういうわけではないです。

海外で働くならまた話は別だと思いますが、私は日本にいて、
日本語がスタンダードな中で、英語でサポートをしている。
そのことに自信を持ったらいいし、間違っていてもいいし、完璧でなくてもいい。
「日本語が母語なのに、がんばって英語を話して関わってくれてる!」
と相手が思っていると思ったらいい。

ようするに、日本人は英語に完璧を求めすぎということです。
反対を考えたら、そんなことないですよね。海外から来た人が日本語を使ってくれると嬉しいし、
ちょっとした間違いも許せる。

自分の英語に対して寛容になること。

簡単なようで実は難しいけど、実はすごく学習する上で大切なことだなーと思います。

寛容さも、厳しさももちつつ、英語学習はつづけてきたいです。
以上、読んでくださりありがとうございました!

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