【英語学習】中学英語レベルから外資系就職への道のり その1

こんにちは。
外資系の療育機関で子どものサポートをしている、作業療法士のゆこです。

今の職場で働き始めて3年目になりました。

もともと海外に興味なし、英語は中学レベルの知識のみ。
そんな私が今、英語を公用語として使う職場で働いているなんて、5年前の自分は想像もしていなかったと思います。
正直今の英語レベルもめちゃくちゃ高いわけではありません。
少し今までのことを振り返りつつ、

・どうやって働けるレベルの英語を身に着けられたのか?
・何がよかったのか?

を考えてみたいと思います。

中学高校~大学~社会人前半

上記の通り、海外に特に興味があるわけでもなく、受験のためだけに英語を勉強していた学生時代。
たぶん成績は可もなく不可もなく、好きでも嫌いでもなく、英語の授業の記憶すらありません…。
作業療法士になるため理系学部に進んだため、英語とはさよなら。
大学時代は、解剖学の時ぐらいしか英語は出てこなかったと思います(単語のみ)。

社会人になってからも、特に必要がないので英語をやろう、という気にすらなりませんでした。

あ、ただ映画は字幕派(笑)

ゴスペルで英語と再会

社会人の前半は、学生時代していたバスケットボールを趣味でやっていたのですが、引っ越しを機に終了。
バスケ仲間や職場を通じて音楽仲間と出会ったこともあって、紆余曲折ありゴスペルを新たな趣味として始めることに。

始めようと思ったときは映画「天使にラブソング」がかっこいい!ハモりたい!というぐらいで、英語の歌を歌うことになろうとは、全く思いもしませんでした。ふたを開けてみれば、歌詞は全部英語。歌うことが楽しくてゴスペルにはまり、スクールで開催された本場ニューヨークのゴスペルを体験しに行こうというツアーで、初めてアメリカの地を踏みました。

そこでの経験はとても大きかったです。

「英語がわからない!」

というのは衝撃でした。いくつかの単語は聞き取れても、全体として何を言っているかはわからず、通訳に頼らずには自由に行動することもできませんでした。いくつか現地のシンガーのワークショップも受けたのですが、「わからない!」というのがくやしくて、英語がわかったら、この人たちが何を考えて何を表現しようとして歌っているのかがもっとわかるはずなのに、と。

この旅行が転機となり、英語の勉強をはじめることになりました。

目標は「現地のシンガーと直接話して質問できるようになる」こと。

仕事関係なし(笑)
これが約5年ほど前の話です。

自己学習&英会話教室で学習スタート

まずはお金をかけずに始めてみようということで、NHKのラジオ講座を選択。
「英会話タイムトライアル」「ラジオ英会話」、この2番組をとりあえず継続して聞いていました。
聞いたり聞かなかったり、さぼったりを繰り返しつつ、1年ぐらい。

そして、実際に話す練習が必要だ、ということで対面の英会話教室をスタート。
週1回、90分のグループレッスン。1年ごとにクラス替えがありますが、順調に1つずつステップアップ。

そしてこの間に、アメリカの「スクールOT」という働き方を知り、英語と作業療法という、今まではかけあわせてみようとも思わなかったこの2つを、合わせることができることができるんだということを頭の片隅に置くようになりました。

また、教会併設の英会話教室だったため、自然に教会に通うようになり、クリスチャンになり、英語の先生たちとも「友だち」としての会話をする機会が増えるようになりました。

外資系療育機関に応募、そして採用

英会話教室とまばらな自己学習、と時々の日常会話を続けて2年ほど。
実は応募の時点では、まったく自分の英語力を証明するものはありませんでした。
TOEICも受けたかったのですが、コロナ禍で制限&応募者殺到で受けられず。
採用のプロセスの途中で英検2級を受けました。

つたない英語をさらしながらアメリカ式の面接のプロセスを経て、採用してもらうことができました。
(この面接のプロセスはすごく興味深かったので、こんどぜひ紹介したい。)

英語学習のポイントは何?

採用されてからの方が、英語学習に重きを置いた時期なのですが、長いのでいったんここまで。
ここまでを振り返ってここがキーだなと思うことを2つ。

・英語が身の周りにあり、聞くことに慣れていたこと
・モチベーションが上がるきっかけがあったこと

この2つかと思います。

ゴスペルは今も歌い続けていて、7年ぐらい。歌なので、英語の文法もあってないようなもの。初めはまったく意味もわかっていませんでした。でも、いつも口から出して歌っていたり、聞いていたりしたことが「耳が英語に慣れる」よい環境だったのだなと思います。

そしてきっかけ。「これが英語でできるようになりたい」というモチベーションが爆上がりするような何か。ある意味、失敗体験はよいきっかけになるのかなと思います。

今回はここまで。
次回は、採用されてから「英語ができない!」となって、試した学習方法を振り返りたいと思います。

以上、読んでくださりありがとうございました!

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