こんにちは。
外資系の療育機関で、子どもたちのサポートをしている作業療法士のゆこです。
感覚統合理論、というものを学んでいるところです。
私たち人間が身体を目的に合わせて用いるためには、しっかりと脳の中で自分のからだのことを認識している必要があります。
どのぐらいの手足の長さで、大きさか。
どれぐらい早く体を動かせるか、力を出せるか。
そのような体の各部の各種のデータのことを「身体図式」とか「ボディイメージ」といったりします。
何か運動をするときには、一つ一つの筋肉の動きや力加減を私たちは意識していません。見ないで動かすこともできます。
ボディイメージは、意識下でコントロールされているもので自動的に働いているものでもあります。
でもボディイメージは変化する。
子どもの運動会に参加して久しぶりに走ったお父さんが、転んでアキレス腱を切ってしまう。
ご高齢の方が自転車に乗って、何かにぶつかったり事故をしたりしてしまう。
こういったことは、実際のからだの機能と、自分が考える意識上にあるイメージとのずれから引き起こされるもの。
けがや病気だったり、老化だったり、反対に成長することによってもプラスの意味では起こりうることです。
だから更新が必要。
私たちは新規の活動は「意識的に」取り組んで、その後「意識下」でもっと効率的に行えるようになっていきます。
この場合、活動は既知のものであっても、体的に変わっているのであればある意味「新規」の活動なんですね。脳にとっては。
自分がどれぐらい動けて、何ができて、何ができないのか、それを改めて「意識上」で認識して、意識下に落とし込むことが必要になってきます。
そこでちょっと思ったのは、内臓の機能ってどうなの?ということです。
最近、年齢を重ねているからなのか、理由は明らかではないですが、
「今までより食べられない!」「なんだか消化が遅い気がする!」
と思うことが多くあります。
消化器官も筋肉でできているものだから、老化していきますよね…(涙)
今までのペースで食べていてはだめなのに、無意識に今までの量とペースでいけると思ってしまう。
消化器のボディイメージ(というかどうかはわからない)の更新が必要だ。
どうやって更新するかは、視覚化するのが一番かなと思います。
食べたものと時間を記録する。
身体がどう反応しているかを記録する。
あとは数値化。
食事をとる時間を決める。
ごはんは○グラムと決める。
そしてちゃんと体の声を聞くこと。新しい体の状態に意識の方を適応させていかないといけないなあと思います。
そういうわけで、目下内臓ボディイメージの更新のために、
・12時間ファスティング
・ごはんは100グラムに小分けの二つに挑戦中です。
以上、読んでくださりありがとうございました!
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