こんにちは。
外資系の療育機関で子どものサポートをしている、作業療法士のゆこです。
最近生きていくには欠かせなくなっている「AI」の力。
作業療法士として働く上で、AIをどのように利用しているのか?というお話。
AI云々の前に、基本的にセッションにデジタル機器は使わないようにしています。
療育にプログラミングを用いているところとかが最近はありますが、私がその辺の知識は全くないので、使おうとも思っていません。
コンピューターやタブレットを用いるのは、運動のビデオをいっしょに見るとか、折り紙の手順とか、タイピングの練習とか、そのあたり。
自分の身体を動かして何かを成し遂げる、作り上げる、達成感を得る、ということを個人的には重視しているので、あまりデジタルは持ち込まないようにしています。もちろん、スケジュールとかゲームとか、有用なアプリは紹介したり、家でやるために一度セッション内で使ってみるということはありますが。
なので、私が仕事上でAIを用いるのは、主にレポートを書くときで、ChatGPTと、DeepLと仲良くするように心がけています(笑)
この“仲良くする”ところが重要かなと思っています。
まず、ChatGPT。
主に、レポート作成とそのための情報収集に用いています。
レポートのテンプレートを生成してもらったり、
ある用語についての説明を簡単な言葉でまとめてもらったり、
ある課題に対して有効な遊びやかかわり方の例をあげてもらったり。
基本的に英語でやりとりしています(そのために、DeepLを用いることも多々)。
この方式を取り始めてから、同僚による英語チェックの文法ミスは格段に減りました。
もちろんそのままコピペするわけではなく、内容を吟味して取捨選択します。
こんな感じで項目を保存していて、質問を繰り返していく方式にしています。
ChatGPTがこちらの志向を学習していってくれるのかな?
あまりうまく活用できていませんが、今のところこのやり方で落ち着いています。
そして、DeepL。
翻訳ツールですね。ChatGPTでも翻訳はできるのですが、DeepLの方が細かく修正したりワードチョイスができるので気に入っています。
いただいたメールはできるだけそのまま読むようにしているのですが、面倒な時はDeepLに全部放り込みます。
あと、日本語は主語が欠けてたり言葉足らずなところがあるので、その辺を補って日→英の翻訳はかけるようにしています。
いかにうまく英訳させるか、というのが大事。
だから、レポートを2言語(日英)で出してくれって言われるのは、ほとんど2つレポートをつくるのと同じ労力なんですね。
言い回しが全く異なるので。
日→英よりも英→日の方が自動翻訳にかけるとわけわからなくなる傾向があるので、基本的に英語で作るようにしています。
そんな感じの私のAI事情。
また何か変化があればお伝えしたいと思います。
以上、お読みいただきありがとうございました。