普通が普通でなくなる日がやって来るかもしれない

こんにちは。
外資系の療育機関で子どものサポートをしている、作業療法士のゆこです。

数日前、「普通とは?障がいとは?」というテーマでお話ししたのですが、
今日はこのニュースから。
公立の小中学生8.8%に発達障害の可能性 文科省調査

8.8%って、四捨五入したら10%じゃないか。
しかも、これは全国の公立小中高校の通常学級に在籍する子どもを対象にした調査。
学年別の数字だと、高校生になると支援学校などを選択する子ども多いから、割合は低い。
なんと、小1だと12%らしい。

もうちょっと文科省が出している調査結果を読み込みたいのですが(こちら)・・・

読み込む前の、素直な感想として、
10%超えてくるということは、いわゆる定型発達という子が90%より少なくなるわけで、
それってもう「定型」「普通」じゃなくない?
と思ったわけです。

私は教育分野出身じゃないので、指導要綱とか教育の在り方みたいなのがどれぐらいの頻度で見直されているかはまったく知らないのですが、大きく見直すときに来ているのではないか。

教育だけでなく、子どもたちの育ちをとりまくすべてのものを見直す必要がある気がしています。

先生たちの理解が追い付かないなら、
すでに理解しようサポートしようとしている専門職を学校に入れてほしい!!

文部科学省と厚生労働省、仲良くしてほしいなあ。
新しく創設される「こども家庭庁」も、発達障害についてちゃんととりあつかってほしい。

大きな希望ばかりですが、私のやれることを考えて発信しつづけつつ、具体的にな子どものサポートもしていきたい。

以上、今日のニュースから考えたことでした。
読んでくださりありがとうございました!

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