こんにちは。
外資系の療育機関で子どものサポートをしている、作業療法士のゆこです。
クリスマスシーズン到来。
というわけで、クリスマスのイベントを行う予定です。
未就学児向け、45分のプログラム。15分ぐらいでできるクラフトを準備。
絶賛シールの力を借りようとしております。
アイスのスティックとキラキラのシールやモールを使ってクリスマスツリーを作るのですが、子どもにやってもらうのは、
①シールを選ぶ
②シールを台紙からはがして貼る
③年齢の少し高い子はモールを巻き付ける
と、とても単純。
「シール貼り」はいろんな療育機関、おうちでの知育にも使われますよね。
あなどることなかれ、この「シール貼り」も段階付けが可能。
そもそもの段階で、目と手の協調がなければシールに手を伸ばすことはできないわけです。
さらに手先の(本当に指先の)力と動きのコントロールも必要。
シールの種類や準備の仕方でも難易度は変わります。
シールの大きさやかたち。
シールの素材(硬い、ふわふわ、厚みがあるなど)。
たくさんシールの貼られた台紙そのままで渡すか、切って渡すか。
どこに貼るか?
ちゃんと枠の中に貼る
シールでかたちや絵をつくる
紙に貼る、プラスチックに貼る、木に貼る、布に貼る…
アレンジききまくりです。
そこに、シールを選ぶ、バランスを考えて貼る(見本どおりにやりたい?自由にできる?)
ほかの子どもと一緒にやる中で、順番を守れるか、他の人の作品に興味があるか
ほかの要素も入れ込んでいくと「シールを貼る」アクティビティがどんどん広がっていく。
こちらはいろんなことを入れ込んでいても、子どもにとっての目的は「きれいなかわいいシールを貼って作品をつくりたい!」。
これが作業療法の醍醐味。
うまく子どもをだませるようになりたい(笑)
以上、読んでくださりありがとうございました!
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